SENSE
2020年2月7日
私達の仕事は、完成品を売る仕事ではありません。
何も無いところから、オーナー様の想いや感覚を汲んで
それをカタチにする仕事。
それは数値では表せない感覚(sense)が問われる仕事でもあります。
日頃から感性を磨かないといい提案ができないですよね、
などと無理やりこじつけ、ボスに連れて行ってもらいました。
飯塚市立岩にある「東山」という小料理屋さん
シンプルで高級感というスタイルを目指す
我々には勉強になるであろうお店です。
店内に入ると、カウンターがあり
目の前の窓越しに庭園が見れます。
窓のサイズ、木々の配置、奥の板塀の高さ
計算されています。
景色を切り取ったかのように見せる窓、
華美な装飾はなくても充分に高級感を感じれます。
夜は一層素敵な雰囲気になることが想像できます。
室内の色や収まり、素材など落ち着く空間
センスを磨く勉強は、家の造りだけではありません。
運ばれてくる料理のお皿や彩り、料理の量のバランスなども
トータルでの演出が大事だということがわかります。
店内流れる音楽、食事を運んでくるタイミング
おもてなしという点も接客業である私達には勉強になります。
有意義な時間と社員の感性は上がった気がします。
ボス、ご馳走様でした。
次回は、おしゃれなステーキ店がいいです。
今回の研修場所
「東山」
飯塚市新立岩9-43
RENOVATION
2020年2月5日
今年最初のリノベーションがいよいよ始まります。
昨日、お祓いを終えて、今日からスタートです。
外部や、室内のクロスも汚れ、
キッチンも壊れたりしている部分もあります。
外装を塗装したり、クロスを張替え、新しいキッチンに
入れ替えたりする工事はリフォームになります。
今回の工事はリノベーションとなります。
間取りや機能を一から作っていく作業
これからの暮らしを聞き取り、新しい価値を生み出す工事
古くなった家に手を加える点では
リフォームもリノベーションも一緒ですが
意味は全く違います。
今までの暮らしの中での不満
これからの暮らしで叶えたいこと
両方の事を考慮しながらの提案となります。
限られたスペースの中で
想いとコストといろいろ試行錯誤しながらの
プランがいよいよ始まりました。
リフォームやリノベーションの場合
オーナー様が住みながらの作業になるので
工事の作業性と住まう人への生活の確保など
も考慮していかなくてはなりません。
新築工事のように一から作り上げていく
楽しさもありますが
リノベーションは、今までの暮らしから
同じスペースで機能を刷新させる醍醐味もあります。
古くなったものを、ただ綺麗になりましたという工事ではなく
オーナー様の今まで大事にされてきた家への想いを受け止めて
完成した時にこの家がまた生き返ったと思ってもらえるような
工事にしたいと思います。
出会い
2020年2月3日
先日、土曜日に打ち合わせがありました。
お客様は、住宅展示場などを回られたり
して住宅会社を検討されていましたが、
今回、弊社にご来社いただきました。
北九州市から飯塚まで来ていただきました、
奥様が弊社のブログも見ていただいてるということで
大変嬉しい気持ちと、同時に更に気持ちが引き締まりました。
現在、敷地に家が建っているということで
建替の計画となります。
今から、敷地調査や資金のお話からの始まりとなります。
新しく建てる家のご要望もお話することができましたので
今から想いをカタチにする共同作業がスタートします。
沢山ある住宅会社の中から、弊社を選んで頂いた
期待にお応えできるよう頑張りたいと思います。
お引渡し前に
2020年1月31日
飯塚市の現場がもう少しでお引渡しを迎えます。
2台分のビルトインガレージのある贅沢な家です。
倉庫にもなり、小さなお子様がいる家庭では
雨の日に濡れずに家に入れるなど、メリットはたくさんあります。
今回の家は、全面に石を張った外壁仕上げ
将来、外部のメンテナンスがかからない
ランニングコストを考えてのご提案になりました。
室内は、素材感を大事にされてるオーナー様の
想いを汲んでのプランとなりました。
玄関ホールには、魅せるストリップ階段と
石を張った壁面がゲストを招き入れます。
木質系の天井は落ち着いた雰囲気のLDK
周囲を家に囲まれた立地の為
中庭を配置、そこからの陽がリビングに差し込みます。
リビングの奥の壁は石を張りアクセントとしました。
夜はダウンライトの光が石の凹凸で出来る印影が高級感を演出してくれます。
石材、木などの素材にこだわりましたが、
照明も部屋の雰囲気つくりには大事なアイテム
オーナー様の思い描いていた
落ち着いた雰囲気の室内となりました。
あと少しの外構工事が終わると、
何回も打ち合わせを重ねてきた共同作業が
いよいよお引渡しを迎えます。
新しく始まるここでの暮らしが愉しいものになりますように。
地縄張り
2020年1月29日
本日は、現在打ち合わせをさせていただいてる
お客様の土地に地縄張りに行ってきました。
「地縄張り」とは、建築場所において
建物の配置を示す為に縄を張る作業です。
今まで、図面上で打ち合わせしてきたものを
実際の土地に縄を張ることでみえてくるものがあります。
建物は土地のどの部分に建つか
境界までの距離や
庭や駐車スペースの広さなど
設計図でみるのと実際の土地で見るのとでは違う
地鎮祭の時に、お施主様と配置の確認する
会社もあると思いますが
弊社では、ある程度プランが決まった時点で
配置の確認をします。
そうすることで、
隣地の家との窓との関係
庭木や外構計画を検討できる
地盤調査をして土地に補強費がいるかなどが
確認することができます。
だいたい、地縄張りをすると狭く感じるものですが、
今回の家は1Fだけで48坪近くあるので
さすがに広いです。
縄を張った中に入り、キッチンの位置に立ち
キッチンから見える風景を想像したりしながら
頭の中で家を立ち上げていくと
完成が楽しみでワクワクしてきます。