飯塚市で建築中の現場が無事に上棟を終え
屋根工事、大工工事と順調に進んでおります。
近年は、分譲地や、日程調整、お金などの関係で上棟式は簡素化したり
執り行われない場合が増えております。
建物も、構造材は切込からプレカットに、建材は無垢材から新建材になり
効率よく精度にも狂いが少なく最近の家造りも
いろいろと簡素化してきています。
家を建てるということは、いろんな人の力で成り立って
出来ていくものだと思っています。
また、施主様がその地で永く暮らしていく住まい
私が古臭い人間かもしれませんが、時代は進化しても
家を大事に思う気持ちはかわらないと思うので
棟札には特別な想いがあります。
神々に感謝をし、家の守護神として祀ります
表側に神様
裏側に上棟年月日や施主名、施工業者を書きます。
家が出来上がると小屋裏で見えなくなる棟札
今でいうタイムカプセルのような感じでしょうか。
棟札がつくと気が引き締まり、工事を見守ってくれてる雰囲気がします。
そして、今回は棟札を書いてくれたのは
お施主様と同居予定の息子さんのお嫁さんです。
書道をされているので、書いてもらいました。
さらに、思い出深いものになればいいなと思います。
古臭い私が想う棟札のお話でした。
無事に新築しますように。